Startup Weekend Kyoto vol.3 #swkyoto で熱い三日間を過ごしてきたの巻
Startup Weekendとは、ほぼ初対面同士の参加者が各自のアイディアを披露して仲間を募り、
その場でチームを組んで、54時間でサービスを立ち上げ、審査員の前でプレゼンするところまでを
やり遂げるスタートアップイベントです。
京都での開催は3回目。
今回は、社会人や学生含め、約40名の参加者が集まりました。
ペパボ京都からはエンジニアのたけるさんが参加。
まずは参加者の前で、自分のアイディアを1分で伝えます。
(タイムリミットが来たら容赦なくストップがかけられます。厳しい…!)
今回はなんと、20名以上がアイディアピッチに参加。しょっぱなから熱意が迸っております。
全員のピッチが終了したら、各自もっと話を詳しく聞いてみたい!と思う発表者の元へ。
ここで既に、人気のあるアイディアとそうでないアイディアがはっきりわかれます。
内容の興味深さはもちろん、「もっと聞きたい!」と思わせる発表ができたか?という点も分かれ道かも。
次は投票タイム。一人あたり三票を、自分がよいと思ったアイディアへ投票します。
ここで一定数以上の票を獲得したアイディアだけが、実現に向けてチームメンバーを集めることができるのです。
(なぜかわたしが)ドキドキしてきた…
なんとたけるさんのアイディアも残りました!!すごい!!!!
残念ながら自分のアイディアが選ばれなかった人たちも交えて、
今度は自分がどのチームにジョインするのかを決めるための交流タイム。
どんなスキルを持った人をチームに加えるのかも、これからサービスを作るにあたって重要なポイントですね。
一日目はここまで。明日からは本格的にチームごとの作業が始まります。
二日目。
みなさん黙々とチーム作業を進めています。
今日はメンターやアドバイザーの方々も会場入りして、各チームに混じって課題解決に向けて話し合いに参加。
アドバイスをする側も受ける側も、みなさん真剣です。
今回メンターを務めるみなさまは、シリコンバレーや日本でスタートアップを経験した方ばかり。
メンタリングをしているうちにスタートアップ精神が疼き始めたのか、
なんと自分たちでもアイディアを形にし始めました…
この布陣、最強すぎる!
一日目にオーガナイザーのLeeさんが説明していたとおり、当初の企画から方向性を変更するチームも
出てきます。
サービスの方向性について何度も話し合いを繰り返すチーム、既に最終プレゼンの構成を考え始めているチーム…
早くも、ここでチームごとに進捗の差が。
各チームの熱が冷めやらぬ中、二日目も終了。
最終ピッチの時間まで、あと十数時間!
すべてを完璧にすることができれば言うことはないのですが、なかなか難しいのが現実。
残りの時間をどう活用するか、ここもポイントになります。
そして、ついに最終日を迎えました!
朝からプレゼンに向けて超特急で最後の調整をする参加者のみなさま。
お弁当を食べる時間も惜しんでミーティング。
プレゼンのリハーサルにとりかかるチーム、ぎりぎりまでサービスコンセプトを練り上げるチーム。
泣いても笑っても、最終ピッチは17時からです。
5分間という限られた時間の中で、自分たちのアイディアとプロダクトを最大限にアピールします。
いよいよたけるさん率いるチーム「Tre-tsuku」のプレゼンです!
サービスのデザイン、ビジネスプランまで作りこまれていて、審査員のみなさまからも好感触。
発表後は、審査員をはじめ、会場からもさまざまな質問が飛び交います。
技術的にどう実装するのか?クライアントにどれくらいの費用設定を提示するのか?などなど、
かなり突っ込んだ質問も飛んできます。
この質問に答えることで、会場(あるいは投資家の方々)をどれだけ呻らせることができるか?
ここでも勝負に差がつきます。
さて、全7チームの最終ピッチが全て終了しました。
審査はかなり難航している様子で、予定時刻になっても審査員は別室から戻って来ません…。
それだけ、どのチームも予想を遥かに超える完成度だったということですね。
みんなソワソワしながら待ってます…。
さて、審査の結果が出たようです。
まずは審査員の一人である、はてな社長近藤さんから総評。
リアルな生活に溶け込む、コミュニケーションをテーマにしたサービスが多かったということ、
どのチームも力作揃いで、審査にかなり時間がかかったことなどをコメント。
そして発表された結果・・・
たけるさん率いる「Tre-tsuku」は、全7チーム中3位に選ばれました!!!!おめでとうございます!!!!
こころなしか、みなさん悔しそうな表情…!
それだけ熱い思いを持って、この3日間を乗り切ってきたということですね。
2位はノートシェアサービス「Note Mall」
そして1位は電車の中で匿名チャットを楽しめるSNS「おしゃべりバナナ」でした!
おめでとうございます!!
そして、長いようで短かったイベント日程も全て終了。
関西だけでなく全国から集まったほぼ初対面のメンバーが、その場で出たアイディアを元にチームを組み、
限られた時間でサービスやビジネスモデルを形にして、聴衆にわかりやすく伝え、資金調達を目指す。
実際にアイディアを形にすることがどれほど難しいことなのか、ということと、
それをビジネスとして継続させるための方策を同時に考え、周囲に伝え、賛同を得ることの難しさ。
何度も当たり前のように言及されてきていることかもしれませんが、
各チームのミーティングや紆余曲折を追って、改めてそのことを実感しました。
今回のStartup Weekend Kyotoで生まれたアイディアやサービス、仲間とのつながりが
これからどんな方向に広がっていくのか、とても楽しみです。
参加者のみなさま、運営事務局のみなさま、審査員やメンターのみなさま、三日間おつかれさまでした!
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3日間の様子については、以下のリンクからもご覧いただけます。
54時間でアイディアを形にする−スタートアップウィークエンド京都 #swkyoto フォトレポート | Startup Dating [スタートアップ・デイティング]
スタートアップウィークエンド京都 #swkyoto 最終プレゼン7組の発表−−優勝は電車内のユーザでの匿名チャットSNS「おしゃべりバナナ」 | Startup Dating [スタートアップ・デイティング]
Startup Weekend Kyoto Aug.3〜5 - ujiisの日記 part2
120803-05 swkyoto2012 - Togetter
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〜おまけ〜
この日わたしは初めて(京都に来たらこれを食べなさいと関西出身の先輩に言われていた)
横綱のラーメンを食べましたよね。
(ぺろっと食べちゃいました美味しかったです)
その場でチームを組んで、54時間でサービスを立ち上げ、審査員の前でプレゼンするところまでを
やり遂げるスタートアップイベントです。
京都での開催は3回目。
今回は、社会人や学生含め、約40名の参加者が集まりました。
ペパボ京都からはエンジニアのたけるさんが参加。
まずは参加者の前で、自分のアイディアを1分で伝えます。
(タイムリミットが来たら容赦なくストップがかけられます。厳しい…!)
たけるさんの60秒ピッチ!仲間を募ってます。 #swkyoto twitter.com/ppb_kyoto/stat…
— ペパボおこしやす!プロジェクトさん (@ppb_kyoto) 8月 3, 2012
今回はなんと、20名以上がアイディアピッチに参加。しょっぱなから熱意が迸っております。
1分間ピッチの目的は自分のアイディアを最大限人々に伝えて仲間を募ること。人の心を掴むためのわかりやすい"big picture"を見せることが重要! #swkyoto
— ペパボおこしやす!プロジェクトさん (@ppb_kyoto) 8月 3, 2012
全員のピッチが終了したら、各自もっと話を詳しく聞いてみたい!と思う発表者の元へ。
もっと聴きたい!と思うプレゼンターに、みんな話を聞きにいきます。 #swkyoto twitter.com/ppb_kyoto/stat…
— ペパボおこしやす!プロジェクトさん (@ppb_kyoto) 8月 3, 2012
ここで既に、人気のあるアイディアとそうでないアイディアがはっきりわかれます。
内容の興味深さはもちろん、「もっと聞きたい!」と思わせる発表ができたか?という点も分かれ道かも。
なぜプレゼンで自分たちのサービスを売り込むことに成功したチームと失敗したチームが出てきたのかを考えてみる。 #swkyoto
— ペパボおこしやす!プロジェクトさん (@ppb_kyoto) 8月 3, 2012
次は投票タイム。一人あたり三票を、自分がよいと思ったアイディアへ投票します。
ここで一定数以上の票を獲得したアイディアだけが、実現に向けてチームメンバーを集めることができるのです。
投票タイム!ここで得票数の少ないアイディアは残念ながら落選してしまいます…シビア…! #swkyoto twitter.com/ppb_kyoto/stat…
— ペパボおこしやす!プロジェクトさん (@ppb_kyoto) 8月 3, 2012
(なぜかわたしが)ドキドキしてきた…
なんとたけるさんのアイディアも残りました!!すごい!!!!
ペパボのエンジニア、たけるさんのアイディア見事残りました!!現在チームメンバー募集の真っ最中! #swkyoto twitter.com/ppb_kyoto/stat…
— ペパボおこしやす!プロジェクトさん (@ppb_kyoto) 8月 3, 2012
残念ながら自分のアイディアが選ばれなかった人たちも交えて、
今度は自分がどのチームにジョインするのかを決めるための交流タイム。
どんなスキルを持った人をチームに加えるのかも、これからサービスを作るにあたって重要なポイントですね。
日曜日の夜に完成させるのは、必ずしも今日のアイディアでなくてもよいそうです。ピボットの可能性も多いにあるとのこと。 #swkyoto
— ペパボおこしやす!プロジェクトさん (@ppb_kyoto) 8月 3, 2012
一日目はここまで。明日からは本格的にチームごとの作業が始まります。
アイディアが採用されなかった人が残りの二日間をどう使うか、は大きなポイント。フィードバックをたくさんもらって、次のチャンスに繋げましょう。 #swkyoto
— ペパボおこしやす!プロジェクトさん (@ppb_kyoto) 8月 3, 2012
二日目。
みなさん黙々とチーム作業を進めています。
今日はメンターやアドバイザーの方々も会場入りして、各チームに混じって課題解決に向けて話し合いに参加。
アドバイスをする側も受ける側も、みなさん真剣です。
今回メンターを務めるみなさまは、シリコンバレーや日本でスタートアップを経験した方ばかり。
メンタリングをしているうちにスタートアップ精神が疼き始めたのか、
なんと自分たちでもアイディアを形にし始めました…
この布陣、最強すぎる!
一日目にオーガナイザーのLeeさんが説明していたとおり、当初の企画から方向性を変更するチームも
出てきます。
サービスの方向性について何度も話し合いを繰り返すチーム、既に最終プレゼンの構成を考え始めているチーム…
早くも、ここでチームごとに進捗の差が。
各チームの熱が冷めやらぬ中、二日目も終了。
最終ピッチの時間まで、あと十数時間!
すべてを完璧にすることができれば言うことはないのですが、なかなか難しいのが現実。
残りの時間をどう活用するか、ここもポイントになります。
そして、ついに最終日を迎えました!
朝からプレゼンに向けて超特急で最後の調整をする参加者のみなさま。
お弁当を食べる時間も惜しんでミーティング。
プレゼンのリハーサルにとりかかるチーム、ぎりぎりまでサービスコンセプトを練り上げるチーム。
泣いても笑っても、最終ピッチは17時からです。
最終ピッチのスタートです! #swkyoto twitter.com/ppb_kyoto/stat…
— ペパボおこしやす!プロジェクトさん (@ppb_kyoto) 8月 5, 2012
5分間という限られた時間の中で、自分たちのアイディアとプロダクトを最大限にアピールします。
いよいよたけるさん率いるチーム「Tre-tsuku」のプレゼンです!
サービスのデザイン、ビジネスプランまで作りこまれていて、審査員のみなさまからも好感触。
発表後は、審査員をはじめ、会場からもさまざまな質問が飛び交います。
技術的にどう実装するのか?クライアントにどれくらいの費用設定を提示するのか?などなど、
かなり突っ込んだ質問も飛んできます。
この質問に答えることで、会場(あるいは投資家の方々)をどれだけ呻らせることができるか?
ここでも勝負に差がつきます。
さて、全7チームの最終ピッチが全て終了しました。
審査はかなり難航している様子で、予定時刻になっても審査員は別室から戻って来ません…。
それだけ、どのチームも予想を遥かに超える完成度だったということですね。
みんなソワソワしながら待ってます…。
さて、審査の結果が出たようです。
まずは審査員の一人である、はてな社長近藤さんから総評。
リアルな生活に溶け込む、コミュニケーションをテーマにしたサービスが多かったということ、
どのチームも力作揃いで、審査にかなり時間がかかったことなどをコメント。
そして発表された結果・・・
たけるさん率いる「Tre-tsuku」は、全7チーム中3位に選ばれました!!!!おめでとうございます!!!!
こころなしか、みなさん悔しそうな表情…!
それだけ熱い思いを持って、この3日間を乗り切ってきたということですね。
2位はノートシェアサービス「Note Mall」
そして1位は電車の中で匿名チャットを楽しめるSNS「おしゃべりバナナ」でした!
おめでとうございます!!
そして、長いようで短かったイベント日程も全て終了。
関西だけでなく全国から集まったほぼ初対面のメンバーが、その場で出たアイディアを元にチームを組み、
限られた時間でサービスやビジネスモデルを形にして、聴衆にわかりやすく伝え、資金調達を目指す。
実際にアイディアを形にすることがどれほど難しいことなのか、ということと、
それをビジネスとして継続させるための方策を同時に考え、周囲に伝え、賛同を得ることの難しさ。
何度も当たり前のように言及されてきていることかもしれませんが、
各チームのミーティングや紆余曲折を追って、改めてそのことを実感しました。
今回のStartup Weekend Kyotoで生まれたアイディアやサービス、仲間とのつながりが
これからどんな方向に広がっていくのか、とても楽しみです。
参加者のみなさま、運営事務局のみなさま、審査員やメンターのみなさま、三日間おつかれさまでした!
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3日間の様子については、以下のリンクからもご覧いただけます。
54時間でアイディアを形にする−スタートアップウィークエンド京都 #swkyoto フォトレポート | Startup Dating [スタートアップ・デイティング]
スタートアップウィークエンド京都 #swkyoto 最終プレゼン7組の発表−−優勝は電車内のユーザでの匿名チャットSNS「おしゃべりバナナ」 | Startup Dating [スタートアップ・デイティング]
Startup Weekend Kyoto Aug.3〜5 - ujiisの日記 part2
120803-05 swkyoto2012 - Togetter
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〜おまけ〜
この日わたしは初めて(京都に来たらこれを食べなさいと関西出身の先輩に言われていた)
横綱のラーメンを食べましたよね。
(ぺろっと食べちゃいました美味しかったです)
- 2012.08.29 Wednesday
- イベント
- 11:23
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- by さちこ
あ。わたくし37歳自由業のものですが。
いや〜、こういうことが関西でタケルも、いや(汗)タケルさんも残念でしたやん。でも3位でもすごい。やはり生活に密着してて、自分でもほしいと思えるサービス、そして3日間と言う期間でやるからこそできる団結感や終わった後の満足感。いい!今必要なのはそういうことやちんさつ!あ、いや今岡様。
>この日わたしは初めて横綱のラーメンを食べましたよね。
まじかぁ?ひくわぁ。